2016-12-05

報告 2016年11月22日 日本NPOセンター設立20周年記念式典

代表理事早瀬昇さんの主催者あいさつの中で、1996年日本NPOセンター設立記念フォーラムにおいて山岡義典事務局長(当時、現・顧問)が「政府、企業、NPOによる協働のトライアングルを築かねばならない。そのためには、ボランティアの参加や寄付を広げ、自己管理能力を高めた、たくましいNPOが育たねばならず、NPOの基盤強化が課題となる。そして、このNPOとの協働で政府が変わり、企業が変わり、新しい市民社会を創造していこう。(一部抜粋)」という志が語られたとのお話がありました。
20年前のこの言葉をどう考えますか?20年前と変わっていないのではないか、NPOは進歩していないんじゃないの、と考えますか?
NPO法施行後、法人数は5万を超え、多くの市民の参加が得られています。日常の事業活動に目を奪われ小手先の手法の習得に行きがちですが、NPO法人という法人格を選択した当初の思いを忘れることなく今後の活動を考える機会としていただければ幸いです。(報告:北村)

※認定NPO法人日本NPOセンターは、NPO全体の発展を願い1996年11月22日に幅広い関係者の協力によって設立。NPOの社会的基盤の強化を図り、市民社会づくりの共同責任者としての企業や行政との新しいパートナーシップの確立をめざす認定NPO法人です。(北村)