2017-09-17

非営利セクターについてのご相談

北海道NPOサポートセンターと関係団体の提供する非営利セクター支援
(支援内容により会員限定のサポートがあります)
北海道NPOサポートセンターが総合窓口となり、以下の経営支援を行っています。お気軽にお問合せください。

●経営相談 

●資金調達

融資-NPO法人北海道NPOバンク :最大で返済5年500万円2%の融資。創業支援融資制度がスタート(2017.09)

 助成-認定NPO法人北海道NPOファンド・北のNPO基金 :一般公募助成、プロジェクト助成など。
 

●バックオフィス(事務支援)

  • 設立・解散・総会・理事会運営
  • 年度末事務支援
  • 会計入力代行
  • 会計相談
  • 広報やHP管理に関するご相談

●スタッフ研修・交流(人材育成)

  • 研修会・交流会、専門家を招いたセミナー
  • インターンシップ(北海道NPOサポートセンター)

●啓発・研究・アドボカシー

   NPO法人NPO推進北海道会議 :ふるさと納税、SIB、休眠預金、社会的インパクト評価などについてセミナー、研究会などを開催。

●お問合せ/
メール info@hnposc.net
TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974
     

2017-09-06

NPO訪問記番外編③:中標津・別海地域支援センター訪問

【べつかい協働のまちづくり協議会】(野付郡別海町)


事務局長の木嶋悦寛さんにお話を聞きました。木嶋さんが2006年〜2008年「べつかい協働のまちづくり町民会議」に参加する中で『まちづくり』の楽しさに目覚め、その会議の参加者を中心に発足。決してソーシャル活動が活発とは言えない地域で、町民、行政、企業など異なる分野が一緒にまちづくりに関われるよう、「中間支援」としてのコーディネート機能を模索している。昨年度は観光客ではなく生活している人向けの『別海市街地わくわくマップ』を作成、今年度は「中間支援」をカタチにしていきたいという。町議会議員であり、放課後等デイサービスの事業所を運営する木嶋さんは、「農業や町内会と福祉事業所をつなげ、障害者や高齢者が安心できるような地域にしたい、ここで子育てしたいね、子育てできるよね、という温かい地域にしたい。」と話されていた。

【なかしべつ町民活動ネットワーク】(標津郡中標津町)


代表の本間玲子さんにお話を聞きました。本間さんが「中標津町まちづくり町民会議」に参加し、その会議のファシリテーターであった道立市民活動促進センター相談員の東田秀美さんに出会ったことで「中間支援」という存在を知り、2016年末に発足。町民同士の繋がりが強く、イベントも多く、NPO活動は比較的活発な中標津。一方で本間さんは、個々のNPOと関わる中で、何か新しいことを始めるよりその活動を続けることの難しさを感じており、「中間支援」として横の繋がりをつくることで個々の団体の支援が出来ないかと考えている。町民にとってはまだ深く浸透していない「中間支援」という分野だが、今後は、町民活動団体の実施する各種イベントの開催や活動情報の一元化、各組織が持つNPOの情報を共有し、ネットワーク化するなどにより「かゆいところに手が届く」団体になりたいと話されていた。

2017-09-04

2017-09-03

ウィーク・タイズ(多様で緩やかなつながり)で打たれ強い組織をつくろう!

(速報)旭川市と帯広市で人材育成と資金調達を学ぶ講座を開催します 


今回のテーマは

『ウィーク・タイズ(多様で緩やかなつながり)で打たれ強い組織をつくろう!』

です。受講無料!

北海道においては、

  1. 他県より10年早く高齢化社会の諸問題が顕在化している。また経済力が他県に比べて劣っている
  2. 北海道全域において、後継者不足や担い手不足、資金不足などに悩んでいる
  3. NPOや市民団体は、介護保険法改正において、高齢化社会を支える担い手として言及されているが、概して小規模な地域の居場所づくりや、徒歩圏の制度外生活支援サービスの提供などを行っており、採算性は決して高いとはいえない 

という課題が、近年顕著になっており、団体創立者の高齢化も伴い、解散せざるを得ないという団体が増えてきています。 ある団体がファンドレイジング手法を用いてどれか一つの事業の資金調達を成功させたとしても、地域の他のサービスが途絶えれば、例えば一人の地方に暮らす高齢者の生活には支障が出てしまうのではないでしょうか。地域における資金調達の目的・手法は強い少数の団体を作るのではなく、一つ一つ小さな規模であっても地域の課題に寄り添って活動している団体が、相互につながり、地域全体として必要とされているサービスをやめずに継続する力をいかにして身につけるか、それを考える機会を増やすことだと考えます。そのような問題意識から、本講座においては、地域の文脈に即して人のつながりを築くことの重要性を学びます。超高齢化社会においては、大ヒットを狙うだけでなく、地域住民に必要とされていることを「やめずに続けること」も求められていきます。ウィーク・タイズの考え方を意識的に実行することで、柔軟に、したたかに、活動するヒントを探しましょう!

※「ウィーク・タイズ(weak ties)」とは、1973年にスタンフォード大学のマーク・グラノヴェッターが論文の中で書いた理論。家族や会社等、自分にとって強い絆で結ばれている人よりも、適度に顔を合わせる程度の人間関係の方が有益な情報をもたらしてくれるというもの。

●対象/NPOやソーシャルビジネスなど非営利団体の関係者 またはこれからやりたいと思っている方。地域課題に取り組みたいとお考えの方。

●日時・会場等/11月5日(日)@旭川市大雪クルスタルホール第3会議室 旭川市神楽3条7丁目)
12月3日(日)@帯広とかちプラザ(帯広市西4条南13丁目1)

※確定し次第、当団体HP,Facebook等、次号NPO情報に掲載いたします。

 ●お問合せ・お申込み/NPO法人北海道NPOサポートセンター メ
ール info@hnposc.net TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974
主催:北海道
運営:NPO法人北海道NPOサポートセンター
上川・宗谷地区協力:NPO法人旭川NPOサポートセンター
十勝地区協力:NPO法人帯広NPO28サポートセンター



本事業は北海道の委託による「平成29年度市民活動促進講座開催業務」として実施します。