1998年に特定非営利活動促進法(NPO法)が施行され、約25年の月日が経ちました。 この間、多くのNPOや市民活動が様々な分野で活躍し、NPOを取り巻く制度や仕組みも広がりました。一方、行政や企業、多くの市民との協働をすすめる上での課題もあります。NPOは行政や企業がなかなか手を出せないところで活動しているからこそ、NPO同士の協働はもちろんのこと、行政や企業などの多様な主体との協働が大切です。本フォーラムでは、故小林董信氏が目指した「ホンモノの協働」とは何かを問うなかで、北海道のNPOが目指してきたことを見つめ直し、これから活動をしていくヒントを見つけていきます。
「ホンモノの協働」
故小林董信氏は市民の前では行政もNPOも対等平等であると考え、NPOによる企画提案の意義を述べています。NPOには上下関係は存在しない、相互依存関係のネットワーク組織であるからこそ、協働を重視してきました。そして、NPOが事業を担うことで地域の柔軟な市民力を高め、どのような環境の変化にも負けない生き生きとした地域をつくることを目指してきました。
小林董信(こばやし しげのぶ)はこんな方
北海道にNPOを広めた立役者。31歳で共同購入団体「たまごの会」を立ち上げ、35歳のときに「生活クラブ北海道」を設立(初代専務理事、90年退任)。1998年北海道NPOサポートセンター設立(初代事務局長)。「世の中を変える」ことを原動力に活動していた社会活動家。2021年6月に永眠
日 時:2022年3月20日(日)14時~16時半
場 所:ホテルノースシティ 金柔(札幌市中央区南9条西1丁目1-20)
参加費:無料 定員:100名 申込:3月17日(木)
<内容>
1)「ホンモノの協働」とは? ~北海道のNPOが目指したこと~
登壇者)
- 佐藤隆さん(北海道NPOサポートセンター顧問) 、
- 高木晴光さん(元NPO法人ねおす代表)
- 加藤知美さん(アルテピアッツァびばい事務局チーフ)など
進行)草野竹史さん(ezorock 代表理事)、定森光・中西希恵(北海道NPOサポートセンター理事)
2)20年後の北海道のNPOを考える
-参加者同士でNPOがこれからも大切にしたいことを話し合います。
【申し込み/問合せ先】
・申込フォーム https://forms.gle/hJJmfd3RUof73qPQA
・「氏名」「所属」「連絡先(電話・アドレス)」をメールもしくは電話でお知らせください。第2部の偲ぶ会も参加の場合はその旨をお伝えください。
NPO法人北海道NPOサポートセンター(担当:定森)
※フォーラム終了後に小林董信さんを偲ぶ会(第2部)を開催します
日 時:2022年3月20日(日)17時~18時半
場 所:ホテルノースシティ 金柔もしくは藻岩(札幌市中央区南9条西1丁目1-20)
参加費:1500円(当日会場でお支払いください) 定員:50名 申込:3月5日(土)