・スタッフの主体性が尊重される活発な職場
・新しいチャレンジに前向きな姿勢
・地域社会や行政、企業と上手に連携
こんな組織について聞いたら、自分の団体もこうしたいと思う方が多いでしょう。でもどうすればいいのでしょうか? この講座では、「つながり」を活かした組織づくりを学びます。スタッフのつながり、組織のつながり、個人のつながり、様々な緩いつながり=ウィーク・タイズ※に着目して、意識的に結び付けていくことが「のびる組織」につながります。
※「ウィーク・タイズ(weak ties)」とは、1973年にスタンフォード大学のマーク・グラノヴェッターが論文の中で書いた理論。家族や会社等、自分にとって強い絆で結ばれている人よりも、適度に顔を合わせる程度の人間関係の方が有益な情報をもたらしてくれるというもの。
第一部 13:00~14:30「ウィークタイズとは何か。事例とともに考える」
事例発表 「“子どもは地域の宝もの”をあきらめない!親も子も育ち合える拠点づくり)」
NPO法人ぷれいおんとかち 理事長今村江穂(みずほ)氏
前身の帯広西おやこ劇場は舞台鑑賞やキャンプを行う団体でしたが、会員数は子どもたちの遊びの多様化に伴い減少傾向にありました。そんな中、会員中心の運営からの転換を図るためにNPO法人化して再出発した「ぷれいおんとかち」は、地域、企業、行政を巻き込み、幅広く賛同者を集めることに成功しました。環境の変化に対処できた要因をお話しいただきます。
NPO法人ぷれいおんとかち:2006年NPO法人化。前身の帯広西おやこ劇場は1972年、十勝おやこ劇場として発足。現在は、活動親子に質の高い観劇の機会や遊び場の提供、帯広市のファミリーサポート事業を受託する。
第二部 14:30~17:00ワークショップ「自分の持っているつながりを見つけよう」
ご自身の団体やご自身で持っている「つながり」を再発見しましょう。
(進行)「組織で持ちたいつながり」→「スタッフが持っているつながり」→
「組織と個人のつながりの重なりを見つけよう」
ファシリテーター:廣島悠作氏 NPO法人Bonos代表理事
釧路地域の支援センターであるNPO法人Bonos代表理事として地域のNPO等市民活動団体に対する伴走支援を行なっている。また、ファシリテーターとして釧路町、鶴居村においてまちづくりワークショップ等を実施。地域で様々な分野との緩やかな絆を創出する役割を担っている。他にNPO法人きらりの生活支援員、NPOファシリテーションきたのわの役員を務める。
●対象/NPOやソーシャルビジネスなど非営利団体の関係者 またはこれからやりたいと思っている方。地域課題に取り組みたいとお考えの方。
●日時・会場等/2017年12月3日(日)13:00~17:00@帯広とかちプラザ会議室304(帯広市西4条南13丁目1)
●参加無料・定員30人
●お問合せ・お申込み/NPO法人北海道NPOサポートセンター
メール info@hnposc.net TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974
主催:北海道
運営:NPO法人北海道NPOサポートセンター
十勝地区協力:NPO法人帯広NPO28サポートセンター
平成29年度北海道市民活動促進講座開催業務