復興庁「平成27年度 県外自主避難者等への情報支援事業」第3回支援情報説明会・交流会が、2015年12月13日(日)雇用促進住宅桜台宿舎管理棟(札幌市厚別区)において開催されました。この事業は東日本大震災により福島県から北海道へ自主避難をされている皆さまを対象に、情報提供事業、相談支援事業を行い、県外自主避難者等が「避難生活」から「自立した生活」に移行できるよう環境を整備することを目的としています。
支援情報説明会には復興庁から3人、福島県から4人(うち2人は福島県北海道事務所から)、北海道から2人が、国・自治体の立場で参加しました。
冒頭、復興庁、福島県、北海道それぞれの担当者から、現在ある支援についての説明があり、その後、復興庁、福島県・北海道の2つのテーブルに分かれて座談会が行われました。
参加者の方々の呼びかけもあり、座談会開催後も参加者が増え続け、事前申し込み17名(3名欠
席で14名出席)のところ、当日申込みなしで14名が参加され、結果、岩見沢市、江別市、恵庭市など札幌市外からの参加者も含め合計28名の参加となりました。
参加者にとっては、避難生活の課題や移住・帰還それぞれに関する不安や困難について、また放射能に対する疑問や今後の支援策について、直接質問したり訴えたりすることの出来る機会となりました。