2014-08-01

復興庁県外自主避難者等への情報支援事業 第1回支援情報説明会 報告

2014年6月22日(日)13時30分から北農健保会館(札幌市中央区)において、県外自主避難者17名を含む41名の参加で開催されました。
 第一部は福島県から「福島県避難者意向調査の結果」及び「甲状腺検査」、北海道から「平成26年度北海道の支援事業」、復興庁から「放射線リスクに関する基礎的情報」、有識者から「避難者支援の現状」についての情報提供がありました。
 参加者から活発な意見や質問があり、福島県に対しては、後日に回答を持ち越す質問もありました。また、「復興庁の考える支援と避難者の考える支援のあり方が違う」などの意見もあり、予定時間を越えての説明会となりました。
 
第二部は交流会を開催し、参加者ひとりひとりに今の思いを語っていただきました。「定住を考えて、北海道でどうやって暮らしていくか、どこに暮らしていくか勉強中」という方や、初めて会った方同士が連絡先交換を行っている光景が見られました。
 また、今年度の取り組みとして、避難者が暮らしている地域で、避難生活から生活者として地域の人たちと一緒にいろいろな課題を解決していけるように、道内4ヵ所のNPO中間支援センターである、N)旭川NPOサポートセンター、N)北見NPOサポートセンター、N)NPOサポートはこだて、N)Bonos(釧路市)に本事業へのご協力をお願いし、参加いただきました。また、北海道NPOサポートセンターの裁量により、交通費の一部を補助し、日頃当事者同士での交流が少ないと思われる道内各地からも参加がありました。
 次回説明会は、9月27日(土)函館での開催を予定しています。みなさまのお知り合いに、道南、函館方面にお住まいで、原発事故の影響で福島県から自主避難している方がいらっしゃいましたら、この説明会開催について、ぜひお伝えください。詳細については、北海道NPOサポートセンターまでいつでもお問い合わせください。