2014-06-09

厚労省 中間的就労の場開拓に資する社会的企業等支援ネットワーク形成にかかる調査研究事業の実施について

北海道NPOサポートセンターでは、厚生労働省平成26年度セーフティネット支援対策等事業費補助金(社会福祉推進事業分)として、「中間的就労の場開拓に資する社会的企業等支援ネットワーク形成にかかる調査研究事業」を実施する運びとなりました。
この事業は中間的就労の場を提供する体力のない地方ならではの「チーム支援」による支援体制の確立を目指し、社会的事業所、社会貢献企業、専門家などをネットワークし、寄附などの民間支援を活用しながら、円滑な中間的就労の場づくりを進める方策について調査研究を行うものです。
第1回プロジェクト委員会を開催しましたので報告致します。
●日 時:2014年5月16日(金)18:30~
●会 場:北海道NPOサポートセンター会議室(札幌市東区北6条東3丁目 LC北六条館 6F)
1.プロジェクト委員紹介及びプロジェクト委員長選任
 各委員紹介の後、委員長に杉岡 直人(北星学園大学 社会福祉学部福祉計画学科教授)を選任。
委員には、(佐藤 隆 NPO推進北海道会議 理事 事務局長・北海道ふるさと回帰支援センター 理事長)
(石澤 利巳 NPO札幌障害者活動支援センターライフ 専務理事)(嶋 明美 北海道ワーカーズコレクティブ連絡協議会 代表理事)(小林 董信 NPO推進北海道会議 理事・シーズネット理事・札幌学院大学客員教授)(山本 廣和 北海道労働者福祉協議会 常勤理事) 5名を選任。
2.生活困窮者自立促進支援の情報共有
本事業を実施するにあたり、国、北海道、札幌市で行われている生活困窮者に対する支援の現状と課題について、委員間で意見交換、情報共有を行いました。
(1)新たな生活困窮者支援制度概要
(2)自立相談支援の体制
(3)自立支援事業の進め方
(4)モデル事業の概要(平成25・26年度)
(5)就労訓練(いわゆる中間的就労)
3.本事業概要の情報共有 本事業の目的、事業の流れ、プロジェクト委員会・各部会の役割等について、委員間で情報共有を行いました。
(1)社会的事業所支援機構 専門家グループ、社会的事業所グループ、社会貢献企業グループが連携し、生活困窮者を支援するネットワークとしての機能をもちます。事業の進め方等について意見交換する場とし、モデル事業を実施・有効性を検証します。
(2)プロジェクト委員会・各部会
(3)手順・方法 ①事前調査(社会資源調査、先進事例調査)②社会的事業所支援機構・各グループ設置・モデル事業実施 
4.スケジュール等の確認 今後のスケジュール、委員間の連絡方法を確認し、閉会。