2019-08-16

トヨタ財団「国内助成プログラム」説明会@札幌

トヨタ財団の2019年度国内助成プログラムは、「未来の担い手と創造する持続可能なコミュニティ ―地域に開かれた活力ある課題解決の仕組みを通じて―」をテーマとして公募を実施します。(応募期間:8月19日(月)午前9時~9月30日(月)午後3時)
https://www.toyotafound.or.jp/

助成カテゴリーは昨年度と同様で、地域の実態を明らかにする調査およびその結果を踏まえた事業戦略の立案に取り組む「しらべる助成」と、多様な主体と共に地域の課題解決の仕組みづくりやその担い手の育成に取り組む「そだてる助成」です。

日本社会が直面する課題を乗り越え、さらにはその在り方を問い直して新しい価値の提案や創造につながるような先駆性や躍動感ある営みが、全国各地で展開されることを期待しています。 

今回開催する公募説明会では、過去の助成対象から3団体をお招きして、国内助成プログラムの採択のポイントや活用のコツをお話しいただきます。またトヨタ財団の担当者より、趣旨や2019年度助成の方針などをご説明します。 

第一部 事例発表 トヨタ財団助成の活用事例と採択のポイント 


貫田尚洋さん

<2014年度助成>プロジェクトめむろ 貫田尚洋氏(株式会社 九神ファームめむろ サービス管理責任者)「誰でもが当たり前に働いて生きていける町」を目指して ―障がいのある彼らと私たちだからこそ出来ること

メッセージ

「こんにちは。九神ファーム在籍6年になります。日々障がいのもつ彼らと向き合いながら仕事を行っております。障がいとは何なのか?常に考えさせられ彼らの可能性を社会にアピールすることが今出来る私の仕事だと思っております。」





谷井貞夫さん

<2016年度しらべる助成>NPO法人北見NPOサポートセンター 谷井貞夫氏(代表理事) 『地域の「知恵の実」拾い ―空き家利用・共生型地域福祉拠点整備調査』

メッセージ

「平成14年北見NPOサポートセンターを設立。オホーツク地域のNPO、市民活動を支援してきました。
2016年度国内助成プログラム(しらべる助成)で空き家を地域福祉支援施設として利用する可能性について調査しました。半年足らずの調査でしたが、大学、企業、町内会等の協力で、想定した仮説についての検証ができました。
今年度、道立北見北斗高校1年生と、地域課題解決提案として空き家問題に取り組んでいます。そのときの調査結果を活かし、さらに地図情報システムを利用してより分かりやすい形で表現できるよう作業を進めています。」



高橋由佳さん
<2016年度そだてる助成>一般社団法人イシノマキ・ファーム 高橋由佳氏(代表理事) 地域循環型移住プロジェクト「多様な人材が継承するまちづくりへの挑戦」

認定NPO 法人Switch 理事長、一般社団法人イシノマキ・ファーム代表理事、
宮城県仙台市出身 2011 年に障害者の就労支援団体のNPO 法人Switch を設立。2016 年
一般社団法人イシノマキ・ファームを設立、ソーシャルファームを理念とした農業担い
手育成を行い、ホップ栽培やクラフトビールの開発、宿泊型農業体験施設Village AOYA
の運営も手がけ、共生できる社会の実現に向けて活動を展開している。

 第二部 2019年度 トヨタ財団国内助成の方針 

トヨタ財団担当者より、2019年度助成について説明します。

●日時/2019年8月28日(水)18:30~21:00
●場所/市民活動プラザ星園中会議室 (札幌市中央区南8条西2丁目5-74)
●交通機関/地下鉄南北線「中島公園駅」<1番出口>または地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」<6番出口>徒歩5分
●その他/参加無料、定員先着30人。
●お問合せ/NPO法人北海道NPOサポートセンター 
メール info@hnposc.net
TEL:011-200-0973 FAX:011-200-0974