2012-11-30

北海道NPO情報12月号のご案内

北海道NPO情報12月号を発行致しました。(PDF)

下記URLからダウンロードを行い、ご閲覧下さい。

http://npo.dosanko.org/2012/01/npo2012.html

2012-11-19

NPOの広報力アップ伝えるコツセミナー報告

10/3(水)10:00~、NPOの広報力アップ「伝えるコツを身につけよう」セミナーを開催し、電通北海道支社9階ホールにて75名、総勢50団体の方にご参加頂きました。昨年に引き続き大変好評な講座となっており多くの方が団体の広報力アップを身につけようと真剣に講師の話に耳を傾けていました。

今年の講師には株式会社 電通 関西支社 シニア・クリエーティブ・ディレクターの松井 薫さんと、株式会社 電通 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター伊藤 公一さんの2名を迎え、配布資料のテキスト「伝えるコツ2010→2015」を使用しながら、「考え方編」、「実践編」、「応用編」という各章の設問を進め、コミュニケーション力と広報力のコツをテキストと講師が関わったテレビCMも参考にしながら学習しました。講義の中では参加者が自分たちの団体スローガンを考える時間も設けられました。
午後からは、先の2名の講師のほかに、電通北海道のクリエーター上村 絵理子さん、松川 佳奈さんが加わり、11のグループに分かれ11団体分の広報物の改善部分がどこにあるのかを考えるワークショップ講座が行われました。各グループからの発表のあと、講師からコメントをいただき、講師作成の改善された広報物との比較をしながら、参加者と一緒にそれぞれの広報物に対する課題を見ていきました。講師の手によって劇的に改善されたチラシはデザインのみならず、構成の工夫によりわかりやすさがハッキリし、チラシの作り方とテクニックが視覚的に良くわかり皆さんからは感嘆の声があがりました。


講義の最後には午前中に考えた参加団体のスローガンの発表を行い、講師の伊藤さんからその団体に適したものになっているのかコメントを頂きました。全く知らない団体が様々な人・団体に興味を持ってもらうためには、分かりやすい言葉を使っているか。どんなサービスを相手側にするのか。自分達はどのような団体でこんな課題解決をしている、またはこのような目的を今後は達成したいのだ。という情報(人格が見えるような情報)を常に考えて伝えていくことが必要。それによって無関心だった人の壁を、(テキストに掲載されている)「情報の整理・トンマナ(トーン&マナー)・デザイン」、をしっかりとまとめ伝える事で、関心の無かった人や団体に対して、好意獲得や活動の行動喚起に繋げていけるのだとのお話があり、終了しました。
(写真右 電通 伊藤 公一さん)

「地域コミュニティを活かした認知症啓発事業」北海道地域 活動報告 7月-9月報告

エーザイ株式会社が全国のNPOと展開する「地域コミュニティを活かした認知症啓発事業」北海道地域 活動報告

北海道NPOサポートセンターは、エーザイ株式会社が全国のNPOと展開する「地域コミュニティを活かした認知症啓発事業」の、北海道事務局を担当しています。2012年度の北海道地域では、NPO法人ねおすが「自然療育プログラム」を行い、NPO法人エコ・モビリティ サッポロが「ベロタクシーを活用した回想法事業」を行っています。7月~9月の活動状況概要をお知らせします。
■NPO法人ねおす「自然療育プログラム」
◇自然療育プログラムを苫小牧の植苗病院にて2回、NPO法人ホームヘルパーノアにて、1回実施。参加者数は、それぞれ21名、20名、20名。
活動内容は森の散策、木の杖作り、野外休憩所(OCHANOVA)での休憩、散策中のきのこや葉っぱの採取等。(写真右)
◇植苗病院、瀧澤医師より精神疾患患者に対するケア講義を引き続き受講。第三回のテーマは「認知症の非薬物療法」。第四回のテーマは「認知症と野外活動」。また、日本森林療法協会にて「森林セルフケア」について受講。

■NPO法人エコ・モビリティ サッポロ「ベロタクシーを活用した回想法事業」
◇認知症サポーター養成講座の受講。体験乗車の開始(読売新聞社より取材)。各地で「Odekakeりんタク」の事業内容を紹介。区民センター等にてチラシ配布。効果測定の開始。デイサービスセンターにてヒアリング実施。